太ももにまでニキビができる!?原因と予防法
ニキビが出やすい場所と言えば、顔や背中が代表的ですが、実は太もも部分にもニキビができることがあります。
太ももニキビはストレスなどホルモンバランスの乱れよりも、外部からの刺激などが原因として起こります。
その詳しい原因と、自分でできる予防法をご紹介します。
この記事の目次
太ももにニキビができる原因について
太ももにニキビがあると、座った時や服がこすれた時などに痛みを感じることがあり、不快に思いますよね。
一度できると同じ箇所に繰り返しやすいので、解消するには根本から原因を取り除くことが重要。
太ももにニキビができる主な原因は以下のとおりです。
①ムダ毛処理によるもの
ムダ毛処理の際にカミソリを使っていると、皮膚や毛の根元部分に傷をつけやすいです。
カミソリを使った後は肌に必要な油分までを落としてしまうので、肌のバリア機能が落ちる原因に。
その結果、アクネ菌が侵入しやすく炎症ニキビを引き起こしてしまうのです。
②ストッキングやスキニーなどによる蒸れ
女性の場合、ストッキングやスキニーなど肌に密着する衣服を着ていると、太ももや膝の裏あたりが蒸れやすくなります。
特にお尻から太もも、膝裏までのラインは自分では見えにくいので、ニキビができても気づきにくいもの。
それにより、ニキビの炎症が悪化して座った際に痛みを感じるようになるのです。
③ボディーソープやボディークリームの洗い残し
太ももの裏は体の中でもボディーソープで洗った際に、洗い残しが起こりやすい箇所。
これによって、古くなった角質や皮脂、ボディーソープなどがそのまま残ってしまい、毛穴の詰まりを起こしてニキビを引き起こしてしまうのです。
また、入浴後のボディケアで塗るボディークリームも、太もも裏の部分はクリームが溜まりやすく、必要量以上のクリームが付着しやすいです。
その結果、肌の油分が多くなりすぎてアクネ菌の温床になり、ニキビを繰り返す原因に。
これらが太ももニキビの主な原因です。
それでは、太ももニキビを予防するにはどのような方法があるのでしょうか?
太ももニキビを予防するケア方法
ムダ毛処理はレーザー脱毛やクリームを使う
カミソリでのムダ毛処理は、肌が弱い人にとっては大きな負担となります。
特に足のムダ毛に悩む女性は、2~3日に一回など頻繁にカミソリで処理をする人も多いですよね。
頻繁なムダ毛処理は肌がダメージを受け続けて、ニキビが慢性化する原因になるのでレーザー脱毛や肌を傷つけないクリームタイプで処理をしましょう。
レーザー脱毛は光脱毛よりも1回あたりの治療効果が高いので、1か月から2ヵ月の間隔で施術を受ければ1年ほどの期間でムダ毛を薄くすることができます。
費用も足のみであれば、1万円~3万円ほどの料金で永久脱毛ができるので、ニキビに悩んでいる人は検討してみましょう。
また、クリームタイプの脱毛剤は、パイナップルなどの自然成分のものが肌に負担が少ないのでおすすめ。
大豆やアロエエキスなどの保湿美容成分が配合されているものを選べば、ムダ毛処理後も肌の乾燥を防いでくれます。
蒸れにくいストッキングを選ぶ
夏など汗をかきやすいシーズンは、太ももや膝裏の蒸れを防ぐための服装を心がけるのも予防のコツ。
できるだけストッキングを履かず、太もも周りにゆとりのあるパンツを履くようにしましょう。
仕事でストッキングを履く必要がある場合は、夏用の清涼感があるタイプ、メッシュ素材になっているものを選んでください。
替えのストッキングを持ち歩く
汗をかきやすい時期や雨に濡れた時に、すぐに新しいストッキングに履き替えることで太ももの蒸れを軽減することができます。
必ずカバンの中やオフィスのロッカーなどに、新しいストッキングを入れておきましょう。
また、履き替える際は足ふきシートで汗を拭いてからにすると、さらに蒸れを予防できます。
履いたストッキングは必ず洗う
一度履いたストッキングを、あまり汚れていないからと洗わずに履いていませんか?
一日履いたストッキングには汗や皮脂汚れがたくさん付着しているので、再び着用することで太ももや膝裏に雑菌がついて、炎症ニキビの原因になります。
必ず、ストッキングはしっかりと洗濯をして汚れを落としたものを着用してください。
定期的に色落ちしないタイプの漂白剤に浸け置きしてから洗濯すると、見えない汚れや雑菌をきれいにできます。
太ももの入浴後のケアは化粧水とパウダーを使う
汗をかきやすい太ももや膝裏は、ボディークリームを塗ることで油分が多くなりすぎ、結果的にニキビを増やす原因に。
お風呂上りのケアはボディークリームよりも、とろみの少ないさっぱり目の化粧水で保湿するようにしましょう。
また、汗をかきやすい時期はベビーパウダーで蒸れを予防するのもおすすめ。
ただし、ベビーパウダーの塗り過ぎは毛穴を詰まらせる可能性があるので、必ず専用のパフを使って、蒸れやすい部分に2~3回はたき込むようにして使います。
使ったパフをそのままにしておくと、雑菌が繁殖してしまうので、できれば1週間~2週間に一回は、食器用洗剤をつけて揉み洗いし、風通しの良い場所で乾燥させて清潔に使いましょう。
おわりに
太ももにできるニキビは、汗による蒸れやカミソリ負けが主な原因。
たとえ食べ物や保湿に気を付けていても、ニキビができやすい箇所なので蒸れを防ぐ対策をして、できるだけ肌をサラサラに保ちましょう。