痛みをともなう耳ニキビ!普段装着するアレが原因だった?
ニキビは体のあちこちにできますが、実は耳の周辺や中にまでできることがあるのをご存知ですか?
耳ニキビは痛みをともなう場合が多いため、慢性化しないためにも早期のケアをおすすめします。
この記事の目次
耳はニキビができやすい場所だった?
耳は皮脂の分泌量が多いパーツです。
さらに、複雑な形状をしていることから汚れが溜まりやすく、そのままにしておくと炎症を起こしてニキビを発生させる原因に。
顔ニキビと同様、皮脂が毛穴に詰まって炎症することで起こりますが、以下のような耳ならではの原因も潜んでいるのです。
イヤホン
耳の中にニキビができる場合、原因として考えられるのがイヤホンの使用。
イヤホンは毎日のように使っていても、洗うことがほとんどなく雑菌が繁殖してとても不衛生になっていることが多いです。
その汚れたイヤホンを耳の中に入れることで、雑菌が内部で繁殖しニキビを発生させてしまうのです。
ピアス
耳たぶに痛みのあるニキビができるのは、ピアス穴に汚れが溜まったり、開けた箇所が炎症を起こしたりすることが原因の一つ。
ピアス穴は定期的に掃除しないと、皮脂や汚れがつまって雑菌が繁殖した状態になってしまいます。
また、ピアス穴が完全にできるまではある程度の期間が必要なため、穴を空けてから消毒を怠ると炎症を起こしてニキビができるきっかけにもなるのです。
髪
耳たぶや耳の周辺にニキビができるのは、髪の毛が接触することが理由の一つです。
髪は空気中の汚れや頭皮からの皮脂などが付着しており、汚れているため耳につくことで雑菌が繁殖する原因に。
特に髪を結ばずに過ごしている女性は、耳周辺に髪が触れ、通気性も悪いことからニキビが慢性化しやすいのです。
耳ニキビへの対処法は?
耳かきをしすぎない
耳かきをあまり頻繁にしていると、中を傷つけてしまい傷や毛穴の部分に雑菌が侵入して、ニキビを作ってしまいます。
そのため、耳かきは毎日せず最低でも2~3日間隔を空けるようにしてください。
また、耳かきは棒状のタイプを使用すると耳の内部に傷ができやすいため、ニキビがある時は柔らかい綿棒で掃除するのがおすすめ。
耳かきをする際は、強くこすらないよう注意しできるだけ優しく汚れを取り除くようにするのも大切です。
髪や耳周辺を清潔に保つ
耳に髪の毛が触れるときは、できるだけ髪を結んで耳周辺の通気性を良くしておきましょう。
また、髪の毛は皮脂やホコリがたくさんついているため、その日のうちにしっかりと汚れを落とすよう、できるだけ入浴してから就寝してください。
髪の汚れをそのままにして眠ると、枕や布団に髪の汚れがついてしまい、雑菌が繁殖して耳だけでなく頬など顔全体が肌荒れを起こす原因にも。
寝具の汚れは炎症ニキビが慢性化しやすいので、できるだけ髪を清潔に保つようにしましょう。
シャンプー後のすすぎを念入りにする
シャンプーをした後は、髪そのものを念入りに洗っていても耳周辺に泡が残っている可能性があります。
洗い残しがあるままにしておくと、耳の周辺や中が炎症を起こしてニキビを発生させたり、かゆみを起こしたりしてしまいます。
シャンプーが終わった後は、髪だけでなく耳周辺も念入りに洗い流すようにしてください。
おすすめはシャンプーをした後に体を洗うとき、濡らしたタオルで耳周辺と中をしっかりと拭き取ることです。
こうして拭き取る習慣を身に付けておけば、シャンプーの洗い残しがあってもタオルで汚れを落とせるため耳にニキビができるのを防ぐことができます。
耳に触れるものを清潔にする
耳に触れるイヤホン、スマートフォンは特に清潔に保っておくことが、耳ニキビを慢性化させないために大切なことの一つ。
イヤホンは耳の内部に入れるため、汚れや皮脂が付着して不衛生な状態になっています。
また、スマートフォンは指で直接触れるため、大量の雑菌が繁殖して耳と接触した部分が炎症を起こす原因になります。
そのため、これらの水洗いできないものは、アルコールタイプの消毒液でこまめに除菌を行いましょう。
最低でも週に2~3回は、消毒液を含ませたガーゼやコットンで全体を念入りに拭いて菌の繁殖を防いでください。
ピアスとピアス穴を掃除する
ピアスをつけている人は、ピアスとピアス穴をこまめに掃除して、雑菌の繁殖を防ぎましょう。
ピアスは同じものをつけっぱなしにしたり、洗っていないものを何回もつけたりすると菌が繁殖して耳たぶにニキビができる恐れがあります。
そのため、入浴する時と就寝中はピアスを外して洗剤でしっかりと洗い、乾かしたものを装着するようにしましょう。
また、ピアス穴は専用のクリーナーで、溜まった垢や皮脂を掃除して清潔に保ってください。
通常の耳掃除とセットで行うようにし、炎症が起こらないよう注意しましょう。
おわりに
耳にできるニキビには、生活習慣やホルモンバランスの乱れだけでなく、外部からの刺激によるものが原因の一つ。
そのため、特に耳に触れるイヤホンやスマートフォンは、常に清潔に使って雑菌が繁殖しないよう注意しましょう。