ニキビに納豆が効く!効果アップの食べ方と組み合わせたい食材
ご飯に合うおかずとして親しまれている納豆は、ダイエット効果があるなど健康に良いとして人気の食品です。
この納豆を食べることで、ニキビを予防して美肌作りをサポートしてくれることをご存知でしょうか?
この記事の目次
どうして納豆はニキビに効果的なの?
納豆がニキビに効く理由は、以下の点が挙げられます。
リノール酸
納豆にはリノール酸という、血液をサラサラにする成分がたっぷりと含まれています。
血流を良くしてくれるので肌のターンオーバーを促進し、体に老廃物を溜め込まずに排出をサポートしてくれるのでニキビの原因である毛穴の汚れや詰まりを防いでくれるのです。
ビタミンE
ビタミンEもまた、血液をサラサラにして体のめぐりを良くしてくれる成分。
また、ビタミンEには強い抗酸化作用が含まれており、これによって肌の酸化を防いでアンチエイジングにも一役買っているのです。
ニキビを防ぎ、シミやシワといった老化現象もカバーしてくれるのが、美肌作りに欠かせない食材と言われる理由です。
大豆イソフラボン
納豆の原料の大豆には、イソフラボンというホルモンバランスを整える作用がある成分を多く含んでいます。
特に女性は毎月の生理周期に合わせてホルモンバランスが変化していき、ストレスや生活習慣の乱れが続くとホルモンバランスが崩れ、大人ニキビを発生しやすいのです。
他にも、食物繊維が豊富なことで便秘を予防、成長ホルモンの分泌を促すアルギニンが豊富など、正にニキビに有効な成分がたっぷりと入っているので、ぜひ毎日の食事に納豆を取り入れていきましょう。
ニキビに効くおすすめの納豆の食べ方は?
たくさんかき混ぜてから食べる
納豆のネバネバの部分には、納豆ムチンという肌のうるおいを保つ成分が含まれています。
そのため、納豆を食べる際はよくかき混ぜてネバネバを作ってからにしましょう。
まず、納豆は付属のタレやカラシなどを入れる前に50~80回を目安にかき混ぜてください。
タレなど納豆以外の液体が入ると、かき混ぜても空気がうまく入らずに強い粘りが生まれなくなってしまいます。
その後、タレやカラシなどお好みの味付けをしたら、追加で50回ほどかき混ぜて粘りを出しましょう。
しっかりとかき混ぜることで、うまみ成分のアミノ酸が増えていき、まろやかな口当たりになります。
夜に納豆を食べる
朝食のおかずのイメージが強い納豆ですが、ニキビケアとしておすすめしたいのは夜に食べるということ。
これは納豆に含まれる、ナットウキナーゼの血栓予防効果が関係しています。
人は起きている状態の時よりも就寝中に血液が固まりやすく、血栓ができやすくなっているため、ナットウキナーゼを夜に摂ることで、就寝中でも血液のサラサラを維持する効果があるのです。
また、納豆は発酵食品なので腸の働きを整えて便秘解消をサポートする力も。
そのため、夜に食べておくことで翌朝にお腹の調子を整えて自然なお通じを促してくれるのです。
便秘が続いて体に老廃物を溜め込んでいると、体内の毒素によってニキビを発生させる原因になるので、つまり納豆を夜に食べることは肌のダメージ修復と体質改善のダブルの効果が期待ということ。
朝に納豆を食べる習慣がある人は、ぜひ夕食に納豆を食べるようにしてみましょう。
納豆に追加したいおすすめの食べ物は?
淡泊な味わいの納豆は、色々な味付けとマッチする食品です。
また、納豆と他の食材を組み合わせることでニキビに効く栄養素をさらに効率良く摂取できるので、色々な食材と混ぜて食べましょう。
キムチ
納豆と同じく発酵食品であるキムチを一緒に食べることで、さらに美肌効果が期待できます。
キムチに含まれる乳酸菌は納豆菌をエサにするため、納豆と一緒に食べれば乳酸菌が増えて腸内環境を整えるので便秘解消に。
さらに、キムチに使用する唐辛子にはカプサイシンという脂肪燃焼サポート成分が入っているので、高たんぱくな納豆と組み合わせれば強力なダイエット食品になります。
オリーブオイル
オリーブオイルには納豆と同じくビタミンEやオレイン酸、またポリフェノールが豊富なので一緒に食べることでターンオーバーを促進してニキビケアになります。
おすすめなのは、100%オリーブを絞っただけで作られたエクストラバージンオイル。
納豆に小さじ1杯ほどかけて食べるのも良いですし、納豆パスタにして食べれば摂取しやすいです。
大根おろし
大根には抗酸化作用のビタミンCが含まれており、納豆と組み合わせれば美肌作りに役立ちます。
特に大根の下の部分にはイソチオシアネートという辛み成分があり、この部分に抗酸化作用があるため、加熱せずに大根おろしと納豆にすることで効率よく摂取が可能。
また、皮の部分には中心よりも2倍ものビタミンCが入っているので、皮ごと大根おろしにしましょう。
納豆を食べる際の注意点
ナットウキナーゼは加熱することで成分が弱まってしまうため、できるだけ生の状態で食べるようにしてください。
納豆パスタなどは生の納豆を後から絡める調理法でも美味しくいただけますし、サラダの具材にしてドレッシングにオリーブオイルを使用するなどのメニューがおすすめです。
また、納豆のリノール酸は油分でできているため摂りすぎは、オイリー肌の原因になるので1日に1~2パック程度の量を食べるようにしましょう。
おわりに
納豆は3パック入りのもので、100円前後の低価格で購入できるのも魅力です。
安価でありながらニキビに効く成分がたくさん入っているので、毎日の食事に取り入れて美肌を目指しましょう。