パイナップルは炎症ニキビに効く!選び方と食べ方について
夏のフルーツ、パイナップルには肌を健康に導く栄養素が豊富に含まれています。
しかし、食べ方によっては栄養素を壊してしまったり、かえってニキビを作ったりする原因にもなるのです。
この記事の目次
どうしてパイナップルがニキビに効くの?
酵素の働き
パイナップルを食べた時に、舌にピリピリとした痛みを感じる時がありませんか?
この痛みの原因はプロメラインという強力な酵素によるもの。
プロメラインのたんぱく質を分解する酵素の力によって、腸内環境を整えて便秘を解消する効果があるのです。
腸内の老廃物の排出がうまくいかないと、毛穴から毒素の排出が起きてしまい、それによってニキビを発生させる原因に。
そのため、パイナップルを食べることで体質を改善して肌の調子を整えるサポートをしてくれるのです。
抗炎症作用
プロメラインは酵素としての働きの他に、抗炎症作用も持ち合わせています。
赤ニキビはアクネ菌の悪さによってニキビが炎症を起こした状態のため、パイナップルを摂取すれば炎症を鎮静化してニキビを改善させることができます。
美味しいパイナップルの選び方
見た目の違いがあまりないように見えるパイナップルですが、できるだけ良質なものを見つけるには以下のポイントを抑えて選んでみましょう。
下の部分がずっしりしているもの
パイナップルの下の部分が痩せておらず、丸みがある形のものに甘みが凝縮されています。
全体的にずっしりとして丸みのあるシルエットのものがおすすめ。
葉が短いもの
パイナップルの葉は短く色が濃いものが新鮮です。
濃い黄色の果肉
カット済みのパイナップルを購入する場合は、できるだけ果肉の色が濃いものを選びましょう。
白っぽいものよりも黄色みが強い方が、甘みがあり味が濃いパイナップルです。
効果的なパイナップルの食べ方は?
パイナップルのプロメラインは熱に弱く、60度以上の熱を加えると酵素の成分が破壊されてしまいます。
そのため、必ず生の状態で食べるようにしましょう。
酢豚に入れる場合は一緒に炒めず、火を止めてからパイナップルを混ぜてください。
また、パイナップルの酵素は分解力があるので消化吸収を手助けしてくれるため、食べる時間帯は食前と食後の2回に分けるのがおすすめです。
天然の胃腸薬の役割を果たしてくれるため、胃腸の消化を手助けするよう、一口大のパイナップルを食前と食後それぞれ5個を目安に食べましょう。
パイナップルの食べ過ぎには注意
パイナップルのプロメラインは、たんぱく質の分解力が高いため、食べ過ぎると口内が荒れて口内炎ができる恐れがあります。
また、体を冷やす作用もあるため、一日に100~200グラム以内の摂取量に留めましょう。
おわりに
冷やしたパイナップルは低カロリーな天然のスイーツとしておいしくいただけます。
炎症ニキビに悩んでいる人は、ぜひおやつにパイナップルを食べてみましょう。