リーズナブルな「豆苗」はニキビに効く!おすすめの食べ方について
「豆苗」という野菜をご存知ですか?
豆苗はスーパーの葉物野菜コーナーに置いてあることが多く、エンドウ豆の若菜の部分です。
安価で入手しやすい豆苗は地味な存在ですが、その栄養価の高さからニキビをケアして美肌を作る効果がある野菜として注目を集めています。
豆苗がニキビケアになる理由
βカロテン
豆苗にはβカロテンという、体内でビタミンAに変化する栄養素が豊富に含まれています。
その量はβカロテンの王様と呼ばれるホウレンソウよりも多く、肌の免疫力を高める効果があります。
肌の免疫力が低下していると、外部からの菌や刺激に負けて肌荒れを起こしやすくなってしまうため、ビタミンAで免疫力を高めることがニキビ予防につながるのです。
ビタミンB6
豆苗には他にも、肌の代謝能力を正常化する作用があるビタミンB6が含まれています。
肌の代謝能力が低いと、古くなった角質がそのまま肌に留まり、バリア機能を低下させてニキビや肌荒れを繰り返す原因に。
この代謝を促進してくれるビタミンB6は、肌荒れを予防してうるおいのある肌を作る手助けをしてくれるのです。
豆苗の選び方
豆苗は葉の色が濃いものが新鮮です。
根がついたものと切られているものがありますが、根がついている方が日持ちし、二度の収穫ができるのでおすすめです。
切られているものは切り口の部分が茶色く変色していないものを選んでください。
豆苗の正しい保存方法
豆苗は根が着られているものは、袋から出さずに立てた状態で冷蔵庫に保存しておきましょう。
根がついているものは、呼吸ができる特殊な透明フィルムのケースに入っていることが多いです。
そのままにしておくと、空気が侵入して傷みが進んでしまうため、開封後は早めにビニールなどの袋に移し替えて冷蔵庫で保存しましょう。
豆苗のおすすめの食べ方
豆苗に含まれるビタミン群は熱に弱いため、できるだけ生で食べるのがおすすめ。
そのままサラダとして食べるのはもちろん、料理の添え物として利用するのが取り入れやすいです。
ただし、自宅で再生させたものは衛生面を考慮して、必ず加熱してから食べましょう。
その場合は和洋中問わず、汁物の具として使うと味のアクセントになるため、普段のスープやお味噌汁に入れてみてください。
再収穫のやり方
根が付いている豆苗は、豆より上の部分を刈り取って使用し、残った根の部分を水に浸けることで再収穫が可能です。
ペットボトルの底の部分を切り取ったものや、ガラス容器などに豆苗を入れて根が浸かる程度に水を張りましょう。
毎日水を交換することでまた芽が伸びていきます。
日光に当てずとも成長するため、キッチンなどちょっとしたスペースに置いておくだけでOKです。
おわりに
豆苗は野菜の中でも安く、年中購入できる野菜です。
手間がかからず収穫ができるため、コスパの良い食材として美肌作りに役立てましょう。