カボチャはニキビ予防に最適!?栄養を効率よく摂取するコツとは?
カボチャは煮物からスープ、スイーツにいたるまで色々な料理に活用できる食材です。
優しい甘みで子供から大人まで人気のカボチャですが、実はニキビへの対策としてもおすすめなのです。
この記事の目次
カボチャに含まれるニキビに効果的な栄養
カボチャは肌に良い栄養素が豊富な上、その含有量も野菜の中でトップクラス。
その中でもニキビに効果のある栄養素を3つご紹介します。
β―カロテン
β―カロテンはカボチャの果肉の黄色い色素の元で、体内に入るとビタミンAに変換される栄養素。
このビタミンAは体の老化を防ぐ抗酸化作用が高く、肌細胞の老化を防いでニキビやニキビ跡をケアしてくれるのです。
さらに、β-カロテンは皮膚の免疫力をアップする作用があるため、ニキビができやすいと悩んでいる人はぜひ摂取したい栄養素です。
ビタミンC
β-カロテンと同じく抗酸化作用の高い栄養素で、さらにコラーゲンの生成を手助けする作用も。
コラーゲンは肌の水分を保つために欠かせないため、乾燥が原因でできやすい大人ニキビの予防につながります。
食物繊維
便秘など腸内環境が悪化していると、腸に溜まった毒素が体中を巡り最終的に毛穴から排出されます。
その結果、毛穴に汚れが詰まりニキビができやすい状態に。
カボチャには食物繊維が豊富に含まれており、便秘や軟便を解消する効果があるのでニキビ予防としておすすめです。
ニキビに効くカボチャの食べ方
皮ごと調理して食べる
カボチャの皮は果肉部分よりも食物繊維の含有量が多いため、便秘を解消するには皮ごと調理して食べるようにしましょう。
煮物にすれば皮も柔らかく煮えますし、天ぷらにしても皮ごと食べやすくなります。
種を乾燥させて食べる
カボチャは種の部分にも、ニキビに効果的な栄養素がたくさん含まれています。
料理のトッピングやハムスターや鳥のエサとして使われてきた種ですが、現在はパンプキンシードと呼ばれ、その高い美容効果は女性を中心に注目を集めています。
そこで、カボチャは種の部分も捨てず、乾燥させておやつとして食べましょう。
カボチャの種の調理方法は、フライパンで10分ほど乾煎りし日の当たる風通しのいい場所へ3~4日放置するだけ。
調理が面倒な場合は袋詰めで販売されているので、カボチャは種を含めておいしくいただきたいですね。
スープにして食べる
冷え性で悩んでいる人はスープにしてカボチャを食べるのがおすすめ。
冷え性は体の血流が悪くなり、末端まで必要な栄養や酸素が行き渡らなくなっていることが多く、肌も栄養失調を起こしてニキビができやすくなる原因に。
カボチャに含まれるビタミンは他の野菜よりも熱に強く、加熱して調理しても栄養が破壊されにくいという特性を持っています。
そのため、皮ごと調理できるカボチャのスープで体を温めましょう。
ちなみに血流の流れを良くするサポニンを含んだ豆乳と合わせると、味もまろやかになり冷え性の改善につながります。
カボチャの甘みは色々な食材と合わせやすいので、自分の好きな野菜を入れてオリジナルのスープを作ってみましょう。
おわりに
カボチャに含まれている栄養素は便秘解消や美肌など、女性にうれしい効果がたくさん詰まっています。
果肉だけでなく皮や種にも豊富な栄養が詰まっていますので、丸ごと調理して体の内側からニキビを治していきましょう。