クレイ洗顔がニキビに効果的というのは本当か?
ニキビケアの基本は「洗顔」です。
洗顔の意味は、余計な皮脂や肌の汚れを落とすことと肌を清潔にすること。
洗顔は、ニキビの元になってしまう皮脂を取り去り、アクネ菌の繁殖を抑えるために肌を清潔にする効果があります。
しかし、洗顔をきちんとしていても毛穴に残る角栓が気になることがよくあります。
この角栓対策におすすめなのが、「クレイ洗顔」です。
クレイ洗顔とはどんな洗顔なのでしょうか?
この記事の目次
クレイ洗顔とは?
クレイというのは、泥や粘土のこと。
泥といってもその辺にある地面の泥ではなく、ミネラル成分をたっぷり含んだクレイを使用しています。
クレイは海の底に堆積した泥や火山灰を使用した天然素材。
クレイ洗顔は、クレイと洗顔料が一緒になったもので、普通の洗顔料と同じようにしっかり泡立ててから使うものと、クレイを直接肌につけて使うものの2種類があります。
クレイ洗顔がニキビに効果的な理由
クレイの粒子はとても細かく、小さな毛穴に入り込むことができます。
クレイは
・皮脂や角栓、汚れを吸着する
・ミネラル成分を肌に供給
・肌のクールダウン
これらのメリットがあります。
ニキビが気になる肌の、皮脂や角栓を取ってくれるというのがうれしいですね。
私もクレイ洗顔をしたことがありますが、気になっていた鼻の黒ずみや角質が取れてきれいになったので最初はとても驚きました。
クレイは皮脂や角栓以外に、アクネ菌をはじめとした雑菌も取り除く効果が期待できるので、ニキビ肌にはおすすめです。
クレイで毛穴がキレイになったところに、クレイに含まれている天然ミネラル成分が肌に浸透していきます。
毛穴が詰まったり肌に汚れが溜まっている場合、肌によい成分が肌に吸収されにくくなってしまいますが、毛穴がキレイになることで肌にスムーズに成分が届きやすくなります。
また、クレイは肌の鎮静効果があるので、肌のほてりによる炎症を抑えたり、日焼けのダメージの鎮静化にも適しています。
クレイ洗顔に向かない肌質がある?
クレイ洗顔はニキビがある場合、効果を実感しやすいものの、肌質によっては肌の乾燥を招いたり、刺激を感じてしまう人も。
クレイ洗顔に向いている肌質
・脂性肌
・混合肌
・敏感肌
脂性肌のように、顔全体に皮脂量が多く毛穴が詰まりやすい人はクレイ洗顔が向いています。
ニキビで顔にほてるを感じる時、クレイ洗顔やクレイパックを行うことで肌のクールダウンができます。
脂性肌の場合、皮脂をよく吸着してくれる「グリーンクレイ」を使用している商品がおすすめ。
混合肌の場合、Tゾーンがギラギラしやすい時にクレイ洗顔はおすすめです。
ただし、混合肌はTゾーン以外は乾燥しやすいので、Tゾーンを中心に洗顔し他の部位は軽めに洗うようにしましょう。
なぜかというと、クレイ洗顔は皮脂を取り去る力が強いので、乾燥しやすい部位の皮脂まで取ってしまうからです。
頬などの乾燥が気になるなら、クレイ洗顔よりも部分的に使えるクレイパックを使うという手もあります。
敏感肌は合わないコスメが多いという印象がありますね。
クレイは実は、敏感肌におすすめなのです。
なぜかというと、肌の負担にある界面活性剤が入っていなかったり、使われていても使用量が少ないから。
クレイにはいろんな種類がありますが、新館肌には「ホワイトクレイ」を使用している洗顔料がおすすめ。
ホワイトクレイは肌にやさしく、敏感肌の人にも安心して使えます。
クレイ洗顔に向かない肌質
・乾燥肌
クレイは毛穴に入り込んで余分皮脂を吸着する働きが強いため、乾燥しやすい肌には向いていません。
ただ、最近は乾燥肌でも使えるクレイ洗顔が増えているので、興味があるなら配合されている成分(保湿成分)などをチェックしてから使ってみるのもアリです。
クレイ洗顔の注意点
クレイ洗顔をする場合、普通の洗顔以上に気を付けたいポイントがあります。
泡タイプの注意点
泡立てて使うクレイ洗顔の場合、泡とクレイのダブル効果で皮脂をしっかり洗い流してくれる効果が期待できます。
しかし肌が乾燥しやすくなってしまうので、肌質によっては毎日の使用は避けた方がいいかも。
洗顔後はすぐ保湿を行い、肌のうるおいをキープするようにしましょう。
直接塗るタイプの注意点
肌に直接クレイを塗るタイプの洗顔料(クレイパック含む)の場合、界面活性剤がほぼ使われていないので、敏感肌の人にも使いやすいです。
しかし泡タイプと違い、どうしてもクレイを塗る時や洗い流す時に手で擦ることになってしまいます。
こうした刺激は肌の負担になってしまうので、やさしく取り扱うようにしましょう。
そして泡タイプ同様に、洗顔後はしっかり保湿を行うことが大切です。
おわりに
ニキビや角栓に即効性のあるクレイ洗顔。
正しい方法で使用することでニキビのない肌に導いてくれます。
クレイ洗顔をした後は、保湿をきちんとすることを忘れずに。