読書家の人がニキビになりやすい理由2つ
ニキビができる原因として、意外なことに本が要因になることがあります。
本とニキビには接点がないイメージですが、実は本がたくさんある人の部屋はニキビができる原因が秘められているのです。
本がたくさん家にある、しかもニキビがなかなか治らない、という人は、本の保管方法を変えてみるといいですよ。
本は埃の宝庫だった
埃は目で見るとただの綿のように見えますが、拡大してみてみるとなんとダニやカビがたくさん潜んでいます。
埃は「ハウスダスト」とも言われ、アレルギーの原因になるだけでなく、肌あれの要因にもなっているんですよ。
ダニやカビの他、人の体から出るフケや垢、ペットの毛や付着物、砂、外気に含まれる排気ガスや、春になると悩まされる黄砂や花粉などいろいろな物質が含まれているのです。
本の上部に埃が溜まっているのを見たことはないですか?
本は紙でできていますよね?
紙は湿気を吸いやすく、そこに埃がつくとなかなか取れにくいものです。
また本には紙を好む「紙ダニ」も発生します。
紙ダニはかゆみの原因にもなるので、本をたくさん所有している人は気を付けたいですね。
埃がニキビによくないワケ
埃は目で見えるものから非常に細かいものまでさまざま。
この埃は空気中にも浮いていますが、埃の溜まった場所にいると歩いたり動いたりするだけで簡単に舞い上がります。
これが毛穴に入ったり、皮脂にくっついて毛穴をふさぐことでニキビができやすくなってしまいます。
また、肌が敏感な人は埃に触れることで肌が過敏になり、肌を守るために皮脂を増やす原因にもなってしまいます。
皮脂が増えれば、毛穴が塞がりやすくなるのでニキビができやすくなってしまうのです。
カビが原因のニキビもある
ニキビができる原因にカビもあります。
マラセチア菌というカビの一種で、ニキビのようなブツブツが発生します。
普通のニキビケアでは治りにくいので、こうしたカビから肌を守るにはこまめな掃除が大切です。
本のお手入れ方法
本のお手入れは、虫干しした後に埃をやさしく叩き、ナフタリンペーパーを本棚に敷いておくと紙を食べる虫を防ぎ、湿気も取ってくれるので安心です。
虫干しは、湿度の高い夏以外がおすすめ。
本を開き、日中の日陰に数時間干します。
直射日光は紙の劣化を招くので、必ず日陰で干すようにしましょう。
また埃を防ぐには、扉のある本棚を利用するといいですよ。
まとめ
本に溜まる埃が肌荒れの原因になってしまうことがあります。
そういえば、本を読んでいる時に肌が痒くなりやすいな、という人は、ニキビの原因が本の埃かもしれません。
気軽に干す時間がない、という人は、ハンディクリーナーで埃をこまめに取るようにしましょう。