便利な毛穴パックやクレンジングシート。実はニキビを悪化させている?
世の中には、いろんな便利グッズがありますね。
スキンケアやメイクアイテムにも、便利で使い勝手がよく、しかもリーズナブルで試しやすいグッズがいろいろあります。
でもそのアイテムを使うことで、肌に負担をかけたりニキビを悪化させてしまうものもあるので注意が必要です。
この記事の目次
毛穴パックでニキビができやすくなる?
鼻にペタっと貼り、剥がすと角栓がたくさん取れる「毛穴パック」。
面白いように取れるため、定期的に利用している人は多いですが、肌にはあまりよくないです。
角栓を取っても意味なし?
でもこの毛穴パック、実は角栓が取れても毛穴が開いたままになってしまうので、汚れが溜まりやすいんです。
つまり、せっかく角栓を取ってもすぐまた汚れが溜まるためいたちごっこなんですよね。
皮脂腺を刺激してニキビができる
でもそれよりも最悪なのが、肌への刺激です。
毛穴パックをやった経験のある人ならお分かりだと思いますが、剥がす時結構痛いですよね。
関係ない肌まで強い刺激を与えてしまうので、乾燥をはじめとした肌荒れの元になってしまいます。
しかも、皮脂腺を刺激してニキビを誘発してしまうので、定期的に使っている人は使用しないことをおすすめします。
シートタイプのクレンジング
クレンジングって結構面倒くさいですよね。
特に疲れて帰宅したら、一刻も早く眠りにつきたいところです。
そんな時、シートで拭くだけでいいクレンジングはとても便利ですが、実はニキビにはよくありません。
シートの刺激でニキビが悪化
シートタイプのクレンジングは、肌に直接シートを置きふき取っていきます。
しかしどんなにやさしくふき取ったとしても、シートによる刺激でニキビを悪化させてしまいやすいです。
シートクレンジングって、なんとなくふき取れているのか不安になることはないですか?
そういう不安から、つい力を入れてふき取ろうとしてしまいがちなので、ニキビがある時は使用はやめた方がいいですね。
界面活性剤が多い
シートタイプのクレンジングは、とても手軽でさっと使えるのが魅力です。
しかし、手軽にクレンジングできるようにするため、界面活性剤がたっぷり使われています。
つまり、肌への刺激がとても強いんです。
面倒だからクレンジングは毎日シートを使っている、という人は注意しましょう。
肌に汚れをすりつけてしまう?
シートでクレンジングしている時、シートでメイク汚れがすべて取れていれば大丈夫ですが、シートの構造上どうしても肌にメイク汚れが残りやすいです。
また、シートでふき取っている時に、落としたはずのメイク汚れを肌にすりつけてしまうことがあります。
シートタイプのクレンジングは、毎日使用しているとニキビに悪影響が出るだけでなく、肌がくすんだり乾燥がひどくなることがあるので、毎日の使用は控えた方が無難でしょう。
紫外線吸収剤配合の日焼け止め
日焼け止めって、値段がピンキリですよね。
どれを選んだらいいか迷ってしまいますが、SPFやPAだけでなく、紫外線防止のために何が使われているかチェックする必要があります。
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して肌の日焼けを防いでくれますが、問題も多いんです。
肌への刺激が強い
紫外線吸収剤は、紫外線に当たっている間にどんどん物質が変化していきます。
そのため、数時間おきに塗りなおす必要があります。
変質した紫外線吸収剤は肌の負担になることが多く、ニキビを刺激してしまったり、肌の乾燥を招いてしまうので、ニキビがある時は避けましょう。
おすすめは、「紫外線散乱剤」を使用している日焼け止めです。
酸化チタン、参加亜鉛などが代表なので、日焼け止めを買う時は成分をチェックしてみましょう。
ウォータープルーフのコスメ
落ちにくく、キレイなメイクを長時間キープできる、ウォータープルーフのコスメは便利ですが、やはり肌への負担は大きいです。
毛穴を塞いでしまう
しっかり肌に密着し、汗にも水にも強いウォータープルーフのファンデーションは、毛穴まで塞いでしまうためニキビ肌には向きません。
クレンジングをしっかり行わないければならない
普段しているメイクよりも、ウォータープルーフのコスメはクレンジング剤をしっかり使わないと落ちないです。
いつもクリームタイプ、ミルクタイプの弱めのクレンジングを使っている場合は、落ちにくさを感じるかもしれません。
その結果、いつもよりクレンジングに時間がかかってしまい、肌への負担が増えてしまいます。
アウトドアスポーツをする時には便利なウォータープルーフのコスメですが、普段使いするには肌への刺激が強いのでなるべく毎日使用するのは避けましょう。
おわりに
便利で機能性の高いスキンケア・メイクアイテム。
しかし、便利で使いやすい反面、ニキビの悪化や乾燥など肌の負担が増えてしまうものが多いです。
もし使う場合は、毎日の使用を控えるようにしましょう。