そのつけ方ではニキビが増える?化粧水の正しい付け方とは?
ニキビができたら、とにかく保湿をきちんとすることが大切です。
そのために、化粧水を使うわけですが、案外どのくらいの量をどうやってつけるのが正しいのかわかっていない人も多いのではないでしょうか。
また、化粧水の付け方次第では、ニキビを刺激してしまうこともあるので気を付けたいですね。
この記事の目次
化粧水の量はどれくらいが適量?
化粧水をどれくらいつけたらいいか、迷いますよね。
説明書に目安が書かれていることもありますが、適量と記入されていることもあります。
この化粧水の適量とは、人それぞれ違います。
つまり、その人の肌がどれくらいの化粧水を必要としているか、なんですね。
ますます適量がわからなくなった、と思うかもしれません。
そんな時は、以下の方法で自分の適量を探してみましょう。
何回かわけて化粧水をつけていく
洗顔後、化粧水を手のひらに取り、顔全体につけていきます。
手のひらでやさしくプッシュするようにして馴染ませたら、しばらく置きます。
しばらくしたら、肌の状態を見てうるおいが足りているかどうかチェックしましょう。
目安は「肌が手のひらに吸い付く状態」になっているかを確認します。
まだまだ乾燥している場合は、もう一度化粧水を手に取り再度馴染ませていきます。
そのあとに乳液等で化粧水が蒸発しないように重ね付けします。
数時間後、肌が乾燥しているようなら化粧水の量が少ない可能性があります。
乾燥しているな、と思ったら、初回より多めの量をつけるようにしましょう。
また、季節や体調によって化粧水の適量も変わっていきます。
自分の適量を知ることと、肌の状態に合わせた化粧類の量の調整も考えるようにするといいですね。
コットンは肌への刺激が強い
化粧水をつける時、手でつけるのがいいのかコットンを使う方がいいのか迷いますよね。
私のおすすめは、手で付ける方法です。
なぜかというと、手の熱で化粧水の浸透を高めたり、手で密着させることで化粧水の馴染みがよくなるからです。
コットンを使うと、なんとなく肌のお手入れをちゃんとしている気分になれるのですが、コットンを使うことで余計な刺激を肌に与えてしまうことがよくあります。
コットンは自覚がなくてもつい肌を擦ってしまいやすいため、肌が弱い人にはおすすめできません。
どうしてもコットンを使いたい場合は、以下のことに気を付けましょう。
・肌を擦らない
・化粧水をケチらない
・時間をかけない
コットンを使う場合は、コットンの裏側までたっぷり化粧水をつけます。化粧水の量が足りないとコットンによる刺激が強くなってしまうので気を付けて。
また、コットンで化粧水を長時間ピタピタつけるのもおすすめしません。時間をかけるほど肌を傷つけるリスクが高まるので、ほどほどにしましょう。
肌の上で滑らせない
化粧水を顔全体に馴染ませるために、顔の一部につけて顔全体に伸ばすようにつける人がいますが、この方法では肌に負担をかけてしまいます。
これはエステティシャンの方に聞いたんですが、「化粧水をつける時は肌の上で手で滑らすのではなく、ピタピタとつけるようにする」ということです。
肌の上で滑らせていいのは、油分のある乳液やクリームだけなのだとか。
手の摩擦で肌に負担をかけてしまうそうなので、つい手を肌の上で滑らせているならつけ方を変えましょう。
パッティングはNG
顔に化粧水をつけて、「パンパン」と肌を叩くようにパッティングしている映像を見たことはありませんか?
ある化粧品メーカーのCMで何年か前までこうした映像が流れていました。
これを友達が真似していたんですが、その友達の肌は正直あまりキレイではありませんでしたね。
こうした間違ったお手入れ方法を未だに行っている人もいるかもしれませんが、肌を叩くようなパッティングはもちろんNGです。
肌はとてもデリケートなので、叩いて刺激を与えたらニキビが悪化したり増えてしまう恐れがあります。
今もし叩くパッティングをしているなら、今日からやめましょう。
脂性肌やターンオーバーが乱れた肌はピーリング系化粧水
肌が弱い人にはおすすめしませんが、脂性肌やターンオーバーが乱れて肌がゴワゴワしている場合は、化粧水の浸透が悪くなることがあります。
そういう場合は、通常の保湿化粧水を使う前に、ピーリング効果のある化粧水を使用します。
この場合は、手ではなくコットンを使用し、余計な皮脂や角質をやさしくふき取ります。
脂性肌のニキビケアには、ピーリング系の化粧水や収れん効果のある化粧水をスペシャルケアとして使用することで、ニキビを防ぐことが可能。
ただし、毎日使用すると肌に負担がかかってしまうので、肌の調子を見ながら使う回数を調整してください。
おわりに
何気なく使っている化粧水ですが、意外と適量がわからなかったり使い方を間違うことでニキビなどの肌トラブルをおこしてしまうことがあります。
正しい使い方はもちろんですが、自分の肌の状態を知ることも大切です。