肌本来の力を取り戻す「お湯洗顔」でニキビケア!気になるやり方は?
ニキビを治すには「しっかりと泡立てた洗顔料で丁寧に汚れを洗い流す」というのが一般的。
ただし、肌質によっては洗顔料を使うことでかえってニキビを悪化させてしまうこともあるのです。
この記事の目次
洗顔料でもニキビができてしまう?
そもそもニキビができるのは、顔が何らかの理由で乾燥し皮脂の過剰分泌を引き起こすことが原因。
特にオイリー肌だとできるだけ顔がテカらないよう、時間をかけて一日に何回も洗顔を行っている人も多いです。
もちろん、洗顔料を使った洗顔そのものは、肌を清潔にしてニキビの原因菌のアクネ菌を退治する効果があります。
しかし、洗浄力のある洗顔料を長時間顔に乗せていると、肌をバリアしている必要な皮脂まで取り除いてしまい、肌が乾燥してニキビを作る原因になることも。
そのため、オイリー肌が続く場合は一度洗顔料の使用を控え、皮脂の分泌量を清浄な状態へ戻すことが大人ニキビの軽減につながるのです。
肌のバリア機能を取り戻す「お湯洗顔」をしよう
オイリー肌の人は乾燥やホルモンバランスの乱れなどの理由で、皮脂の分泌量の調整がうまくいっていないケースが多いです。
そこでおすすめしたいのが、洗顔料を使わない「お湯洗顔」によって、肌本来のバリア機能を取り戻すこと。
この「お湯洗顔」は洗顔料を使わずに、ぬるめのお湯のみで優しく肌を洗い上げ、皮膚への刺激を最小限にしニキビや肌荒れを軽減する効果があるのです。
「お湯洗顔」のやり方
お湯洗顔のやり方は以下のとおりです。
①お湯の温度を35℃に設定する
まず、洗顔に使用するお湯の温度は体温に近い35℃のぬるめにしてください。
皮脂や汗は体から出た汚れのため、肌と同じくらいの温度で洗い上げることで、汚れが落ちやすくなるのです。
35℃以上の熱めのお湯だと、肌にとって負担になり必要な分の皮脂まで取り除かれてしまうため、少しぬるいと感じる程度のお湯を使いましょう。
②お湯を洗面器に溜めたら流すように洗う
お湯洗顔で最も大切なポイントは、なるべく顔に手を接触させないで刺激を与えずに洗うこと。
お湯だけが肌に触れるよう、手は顔の表面を滑らせるように優しく洗い上げましょう。
時間は1分ほどを目安に、時間をかけて洗い流してください。
また、入浴中の洗顔の場合は35℃に設定したシャワーで顔を流すだけでも、お湯洗顔の効果が得られるので、手間もなく非常にお手軽です。
まずは朝だけのお湯洗顔から始めよう
お湯だけでは化粧が落とし切れない可能性があるため、メイク前の朝だけでもお湯洗顔に切り替えてみましょう。
また、クレンジング剤はできるだけ刺激の少ない水タイプなどを使用し、優しく素早くメイクを落とすと肌荒れを起こしにくいです。
最近はお湯のみでオフできるマスカラやアイライナー、ミネラルファンデなど、クレンジング剤がいらないものも多いため、そのような化粧品に切り替えるのもおすすめです。
おわりに
お湯洗顔を続けることで、肌の表面に自然な油分の膜ができてバリア機能が正常な状態に戻っていきます。
特にオイリー肌の人は、麻だけでもお湯洗顔に切り替えて肌本来の力を取り戻していきましょう。