赤い箱に牛乳のマーク。石鹸といえば「牛乳石鹸」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
この牛乳石鹸には、ニキビをケアする働きがあります。
潤い成分も配合されているので、乾燥肌対策にもなりますし、天然成分を多く含んでいるので、敏感肌の方でも安心して使用することができます。
なぜ牛乳石鹸がニキビに効くのか?
牛乳石鹸は、その商品名からも分かるように、配合成分の中に乳脂が多く含まれています。
その他の成分も、食塩やヤシなど、食べられるものを減少に石鹸の元となる素材を作っているため、体に優しいことで有名です。
愛用者が多いこともあってか、初めて発売されたのは1928年と、約90年も前なのですが、ロングセラー商品として今もなお売れ続けています。
価格がお手頃なのも嬉しいところです。
ではなぜこの牛乳石鹸がニキビに効果的なのでしょうか。
牛乳石鹸に含まれるミルク成分(乳脂)は、高い保湿作用を持っています。つまり、乾燥肌が原因でニキビができている場合は、角質に潤いを与えて、毛穴の詰まりを無くしてくれる働きがあるのです。
また、単純にニキビへの効果だけでなく、牛乳石鹸を使用することにより、毛穴の黒ずみが解消されたり、肌のざらざら感が解消されたりといった嬉しい効果もあります。
ちなみに、牛乳石鹸には箱が赤いものと、箱が青いものの2種類があります。この違いは、保湿成分の有無です。
赤い箱の牛乳石鹸には「スクワラン」という保湿成分が配合されていますので、乾燥肌のニキビに効果的です。
逆に肌が脂っぽくてニキビに悩んでいるのであれば、青い箱の牛乳石鹸が良いかもしれません。
牛乳石鹸の使い方
牛乳石鹸を使って洗顔を行うといっても、何か特別な方法を使うというわけではありません。
正しい洗顔の方法で、ニキビをケアしていきましょう。
洗顔の手順
- 水で顔を濡らし、その状態で牛乳石鹸を泡立てる
- 泡が大きくなったら、その泡の部分だけが肌に当たるようにして顔を洗う(指がつかないように)
- 水でよく洗い流し、優しくタオルで拭く
洗顔の注意点
洗顔の基本であるこの流れを守ってしっかり洗えば、牛乳石鹸の保湿成分が肌に作用し、ニキビの対策になるはずです。
逆に、やってしまいがちなのが「よく泡立てずに洗ってしまう」「ゴシゴシと強く擦ってしまう」という洗い方です。
よく泡立てずに洗ってしまうと、結局は強く擦る結果になってしまい、肌やニキビに余計な刺激を与えてしまいます。
泡立てなければ、どんなに擦ったところで汚れは取れませんので、洗顔の効果自体も弱まります。
もしうまく泡立てるのが難しいようでしたら、洗顔ネットなどを使用しましょう。
まとめ
洗顔は毎日行うからこそ、洗浄剤にはこだわりたいものです。
牛乳石鹸は、90年前から販売されている石鹸で、赤い箱のものと青い箱のものがあります。ニキビに効果的なのは赤い箱の牛乳石鹸で、保湿作用を持っています。乾燥肌が原因で毛穴が詰まりニキビになっている場合はニキビ予防になります。
牛乳石鹸で洗顔する方法は、通常の洗顔と変わりません。しっかり泡立てて使うようにしましょう。